【クセ強男子図鑑シリーズ】第2回目は、いつも褒められていないと電池が切れる男たち―「承認欲求モンスター」をピックアップ!
あなたの彼、やたら「俺って、すごくない?」って聞いてきませんか?
デート中も、LINEでも、SNSでも…とにかく褒められ待ち全開状態!「正直面倒くさいな」って思いながらも、苦笑いでごまかしている毎日のあなた。
でもね、気をつけないとそのうち「承認欲求怪獣」に変身して、あなたの恋を食い荒らすかもしれませんよ。
今回は、そんなクセ強男子のヤバい生態をまるっと解説していきます。
プロファイルNo.2:承認欲求モンスターとは?
承認欲求モンスターとは、「褒められないと死んでしまう男子」のこと。まるで空気や水のように、承認を求めずにはいられません。
「俺のこと好き?」と1日に何度も確認してきたり、デートの写真をインスタにあげて「イイね」の数を逐一チェックしていたり…。
とにかく承認というエサを欲しがります。褒め言葉が減ると、たちまち不機嫌になってしまうことも少なくありません。
最初は「かわいいな」と思えても、気づいたら「褒め待ち地獄の無限ループ」からログアウトできなくなるんです。
恋はドラマじゃなかった…王子様の裏の顔
出会いは友人主催の飲み会。場を明るくし、気配りもできる彼に私は、自然と惹かれました。
初デートも完璧。歩調を合わせながら夜景スポットへと導かれ、「ここ、前から気になってたでしょ?」と囁かれた瞬間、まるで心を読まれたみたいで思わずドキリ。
街の灯りに包まれて並んで歩けば、会話も弾み、笑い声が絶えない。まるでドラマのワンシーンのようなひと時でした。
…ところが数週間後。
私はまだ知らなかったのです。この王子様が、褒めなしでは生きられない承認欲求モンスターだったことを。
褒められないと死ぬ!?承認欲求モンスターあるある
常に褒められないと落ち着かない。承認欲求モンスターとの日常は、まさに小ネタの宝庫。これを女子会で披露したら爆笑必至です。
「今日の俺のプレゼン、どうだった?」
「うん、すごく分かりやすかったよ」
「だろ?他の人よりレベチって言われるんだよね」
…自画自賛するほどでもなかったけど。
夜、「おやすみ〜」と送ると、数分後に追撃。
「俺の今日のスーツどうだった?イケてる?」
…ねぇ、褒め待ちで寝不足にならない?
デート中のツーショットを即インスタにアップ。
「イイね50超え!俺らって憧れカップルだろ?」
…ほとんどが社交辞令ってやつだよ。
もう毎日が「褒め待ち地獄の無限ループ」。いつの間にか私は、褒め言葉の在庫を探す日々。最近じゃ、褒めワード辞典でも欲しいくらいです。
承認欲求モンスターの心理学的分析
承認欲求モンスターの背景には、心理学的な仕組みがあります。
その根っこにあるのは、もちろん承認欲求。マズローの欲求5段階説にも登場する、基本的な人間の欲求の1つです。
誰にでもある「認められたい」という気持ちですが、承認欲求モンスターはその度合いが極端に強く、少しでも褒めが足りないと不安でたまらなくなってしまうのです。
そこに、社会的比較 が加わります。他人と比べて優位に立ちたい思いが強く、「やっぱ俺は違うんだ」と口にして安心しようとするのです。
さらに、自己愛(ナルシシズム) の傾向も影響しています。褒め言葉を自尊心の燃料にしているため、途切れると「存在を否定された」と感じやすいのです。
これだけ複雑な心理が絡むからこそ、本人に悪気はなくても、延々と承認を求められる側はぐったり疲れてしまいます。
クセ強な特徴チェックリスト
ここまでで紹介した承認欲求モンスターの生態、あなたの彼にも当てはまるかもしれません。下のチェックリストで確認してみましょう。
- 外見:鏡を見る回数が異常すぎ。美容院は月2回ペース。
- 会話:呼吸をするように「俺ってすごくない?」が口癖。
- LINE:既読スルーすると「冷めた?」と追撃してくる。
- SNS:ストーリー更新が1日10回以上なんてザラ。
- 恋愛:毎回違う褒め言葉がないと、機嫌が急降下する。
3つ以上当てはまっていたら、もう「承認欲求モンスター認定」です。おめでとう…ではありませんね。このまま放置すると、恋愛が「褒めの供給作業」になってしまいます。
では、そんな相手とどう向き合えばいいのか?承認欲求モンスターの取り扱い方法を解説してみましょう。
承認欲求モンスター取扱説明書
承認欲求モンスターと付き合うにあたって、ただ褒め続けるだけでは、こちらが身も心も消耗してしまいます。
ポイントは、「与え方を工夫する」ことと「会話の流れをコントロールする」こと。以下の方法を押さえておくと、少しずつ関係を楽に保てるようになります。
その1: 小さな褒め言葉を先回りで投げる。
褒め待ちループに入る前に、一言でブレーキをかける。
その2: 褒め言葉を「ご褒美化」する。
なんでも褒めず、ここぞという時だけ与えるようにする。
その3: 自分も承認を求める。
「私も頑張ったんだけど、どう思う?」と双方向にする。
その4: 褒め以外の話題へさりげなく誘導する。
「そういえば、先週の旅行どうだった?」と会話を切り替える。
- なんでも褒めすぎると、依存が悪化してしまうので注意。
- 頭から否定や批判するのは逆効果。穏やかに伝えること。
- しんどい時は、無理に即レスせず、自分のペースを大切に。
- 相手に合わせすぎて、自分の気持ちを押し殺さないこと。
- 対応が限界に感じたら、信頼できる人や専門機関に相談する。
補足:実際、承認欲求が強いパートナーとの関係に悩み、カウンセリングを受ける人は少なくありません。
最後に伝えたいメッセージ
恋愛は、どちらか一方だけがスポットライトを浴びる舞台じゃありません。お互いが光を当て合い、支え合ってこそ続いていくものです。
もし、彼が承認欲求モンスターだと気づいたら、褒め待ちループに巻き込まれすぎず、あなた自身の輝きを守ってください。
さぁて、あなたの彼は、褒められ中毒男子ではありませんか?…その答えは、あなたの心の疲れ具合に現れているはずです。