「無くて七癖あって四十八癖」
というように、誰にでも何かしらの癖があるものです。
中には、口癖がある
という方もいるのではないでしょうか。
この口癖にも、その人の心理が反映されるものです。
ここでは、「確かに」という
口癖を持っている方の心理状態について、
お話ししていきましょう。
「確かに」という口癖を持っている方の
心理状態として考えられるのは、
「ひとつひとつを確かめていきたい」
「会話を論理的に進めてきたい」
といったものです。
文系か理系で言ったら、
確実に理系といえるでしょう。
「確かに」といった口癖を持っている方は、
あいまいなことやグレーゾーンを嫌う傾向にあります。
どちらかというと、
白黒ハッキリつけておいたほうが、
安心するというタイプでしょう。
しかしながら、こういったタイプの方がいる一方で同じ
「確かに」という口癖でも、
また違った心理状態の方もいます。
話をしているときなどに、
実はそこまで思っていないのにも関わらず、
なんとなくの流れで
「確かにね~」
と言ってしまう方も多いのではないでしょうか。
とりあえず、
”その場を乗り切りたい”
という心理からこういった
口癖になっている方もいるのです。
もし、
「なるほどね~」
「そうだよね~」
といったニュアンスで
「確かに」という口癖を使っているのであれば、
何かを確かめたいのではなく、
”とりあえず同調しておきたい”
という心理の可能性が高いでしょう。
もちろん、自分から提供する話題がなくて、
話題に困っているときに相手の話に、
「確かにね~」という形で同調し、
相手から話をさらに引き出そう
としているということもあるでしょう。
逆に、相手の話をさっさと切り上げたいときに適当に
「確かに」
という言葉を使っていることもあります。
相手の言い方や表情、
タイミングなどから相手がどのような心理状態で、
その口癖を発しているのかを考えていくようにしたいものです。
相手が口癖に気づいていないこともありますので、
そういったときはまさに絶好の機会なのです。
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