”何かあると、
すぐにため息をつく・・・”
という方も多いのではないでしょうか。
自分自身がそうであるという方もいれば、
周りにそういう人は多いという方もいることでしょう。
気づいたらついてしまうため息ですが、
実は、このため息をつくという行為にも、
その人の心理が隠されているものなのです。
ここでは、ため息をつく人の
心理やため息が癖となっている人、
ため息が多い人の心理についてお話ししていきましょう。
ため息のつき方にもいろいろあると思いますが、
まずは人に聞こえるようにわざと
ため息をつく人の心理について見ていきましょう。
大袈裟に人に聞こえるように、
わざとため息をつく人というのは、
基本的に「かまってちゃん」です。
ため息をつくことによって、
「疲れているんだから労わりなさい」
「機嫌が悪いんだから機嫌を取りなさい」
「心配しなさい」
「気にかけなさい」
といったサインを出しているのです。
要は、周りの人に下手に出てほしいのです。
では、大袈裟なものではなく、
自分ひとりで完結してしまうようなため息は癖になっている人、
ため息が多い人というのはどのような心理状態なのでしょうか。
ため息が癖になっているとかため息が多いというと、
それだけでネガティブなイメージを抱く方もいるかもしれませんが、
実は意外にポジティブなことでもあるのです。
というのも、ため息というのは、
一種の気分転換でもあるのです。
無意識のうちに悪いものを自分の中から、
吐き出していくという行為になります。
「ため息をつくと幸せが逃げる」
なんてよく言うものですが、
実際にはため息をつかずに
ため込んでいくほうが危険なのです。
そのほうが幸せも逃げていってしまうでしょう。
人に聞かせるためではない、
自分だけのため息というのはその人が
「気分を切り替えたい」
と思っていることに他ならないのです。
ため息というのは、
思っている以上にポジティブなものなのです。
自分のために積極的に、
ため息をついてきたいくらいです。
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